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レクサスRXの前期と後期の違いを徹底比較!選び方ガイド

レクサスRXの前期型と後期型の違いを比較し、最適な一台を選ぶためのガイドを示したアイキャッチ画像

レクサスを代表する高級クロスオーバーSUVとして、中古車市場でも常に高い人気を誇るのがRXです。ネットで検索していると、レクサスのRXの前期と後期の違いについて気になっている方が非常に多いようです。特に4代目にあたるrxの20系の前期や後期で迷うケースや、rxの2019年のマイナーチェンジでの変更点がどこなのかを知りたいという声をよく耳にします。実車を見かけたときにrxの後期の見分け方が分かると、中古車選びがぐっと楽しくなりますよね。さらに、ガソリン車のrx300とrx200tの違いや、現行世代とのrxの旧型と新型の違いまで把握しておけば、自分にぴったりの一台が見えてきます。この記事では、そんな気になるポイントをわかりやすく整理して紹介します。

この記事のポイント

  1. 4代目RX studsの前期型と後期型における外観や内装の具体的な変更点
  2. RX200tからRX300への名称変更に伴うパワートレインの仕様
  3. 現行5代目RXにおける最新の一部改良内容と旧型との明確な違い
  4. 中古車市場におけるおすすめの年式や気になるリコール情報の詳細

レクサスRXの前期と後期の違いと4代目の特徴

4代目レクサスRXは、高級SUVの代名詞として中古車市場でもトップクラスの注目を集め続けているモデルです。ここでは、多くのユーザーが購入時に頭を悩ませる「前期型」と「後期型」の基本的な世代区分から、外観デザインの劇的な変化、そして2019年に行われた大規模マイナーチェンジの具体的な変更内容について、細部まで徹底的に紐解いていきます。

20系RXの前期と後期の基本情報

4代目レクサスRX(通称20系)は、日本国内において2015年10月に満を持して発売されました。エッジの効いたシャープなスタイリングとワンランク上のラグジュアリー性を兼ね備えたプレミアムクロスオーバーとして、瞬く間に大ヒットを記録したことは記憶に新しいところです。この20系RXの歴史を語る上で最も重要なターニングポイントとなるのが、2019年8月下旬に実施された大規模なマイナーチェンジです。このタイミングを境界線として、それ以前に生産されたモデルを「前期型」、それ以降にブラッシュアップされたモデルを「後期型」と明確に区分しています。

前期型と後期型の正確な生産年月のタイムライン

レクサスRX20系の前期型は2015年10月から2019年7月、後期型は2019年8月から2022年10月までであることを示した比較スライド

具体的な年式区分を整理すると、2015年10月から2019年7月頃までに生産された車両が「前期型」に該当し、2019年8月から現行型へバトンタッチする2022年10月頃までに生産された車両が「後期型」に分類されます。取扱説明書やパーツの適合区分においても、基本的にはこの2019年8月を境として綺麗に区切られているのが特徴です。前期型は大型のスピンドルグリルと直線的なキャラクターラインを全面に押し出した、アグレッシブな高級感が魅力の世代でした。一方の後期型は、外観の洗練度を極限まで高めると同時に、予防安全パッケージのアップデートやインフォテインメントの劇的な近代化が行われた、まさに成熟期と呼ぶにふさわしい世代となっています。

新車価格から見る世代ごとのポジショニング

当時の新車価格の目安を振り返ると、2015年の前期型登場時は約495万〜742.5万円というレンジでスタートしました。これが2019年8月の後期型移行時には約503.7万〜781.5万円へと微増し、さらに装備が追加された2020年7月の一部改良時では約524万〜796万円へと推移しています。新車価格の上昇はそのまま装備内容の充実度を表しており、中古車市場における現在のプライス差にもダイレクトに反映されています。前期型は予算を抑えて高級レクサスSUVのオーナーになりたい層に最適であり、後期型は先進の快適・安全装備を妥協なく手に入れたい層から選ばれるという、明確な棲み分けがなされています。

外観でわかるRXの後期の見分け方

4代目RXの前期型と後期型は、一見すると非常によく似たスタイリングを保っていますが、ディテールに注目するとその違いは一目瞭然です。実車を街中や中古車販売店の店頭で見かけた際に、一瞬で見分けるためのポイントを外装のフロント、サイド、リアの3つの視点から詳しく解説します。

フロントマスクの決定的な造形差

最も識別しやすいポイントは、ヘッドライトユニットとグリルのデザインです。後期型では、ヘッドライトの縦幅がスリムに絞り込まれ、より低くシャープな目付きへと変更されました。これにより、前期型のシャープさに洗練された知的さが加わっています。また、レクサスの象徴であるスピンドルグリルのインナーパターンも変更されました。標準モデルや上級グレードの「version L」において、前期型がコンサバティブな横桟(よこざん)基調のデザインだったのに対し、後期型ではL字モチーフを緻密に並べたブロックメッシュパターンが採用されており、立体感とプレミアム感が飛躍的に向上しています。なお、人気の「F SPORT」に関しては、さらに開口部を広げた専用のメッシュグリルとフロントバンパーが与えられ、より低重心でワイドなスタンスを強調する造形となりました。

レクサスRX前期型の横線グリルとL字テールランプ、後期型のメッシュグリルと鋭いヘッドライトを比較したスライド

サイドビューとリアコンビネーションランプの進化

サイドビューにおいては、フロントバンパーからドアパネル、そしてリヤバンパーへとつながるキャラクターラインの連続性が強化されました。バンパー下部のカドを落とすような造形変更により、視覚的にボディ全体の塊感が増しています。そして、リアまわりでの最大の見分け方がテールランプの内部意匠です。前期型はシンプルなL字型の発光ラインでしたが、後期型ではランプ上部に4つの鋭いL字モチーフをインライン配置し、さらにその下部に反転したL字を組み合わせるという、非常に複雑かつ美しいグラフィックへと進化しました。夜間に後方からテールランプの発光パターンを見るだけで、それが前期型なのか、完成された後期型なのかを誰もが容易に判別できるようになっています。

2019年マイナーチェンジの変更点

2019年8月に実施されたマイナーチェンジの変更内容は、単なるエクステリアのフェイスリフトだけに留まりません。むしろ、ドライバーや同乗者が日々のドライブで実感する「使い勝手」と「安全性」の2大要素において、旧来のシステムから大きなジャンプアップを遂げている点が本質的な特徴です。

インフォテインメントシステムのタッチパネル化

内装における最大かつ実用的な変更点は、ダッシュボード中央に鎮座する12.3インチの大型ワイドディスプレイにあります。前期型では、シフトノブ周辺に配置されたリモートタッチ(マウスのような操作デバイス)でのみ画面操作を行っていましたが、後期型からは待望のタッチパネル式へと変更されました。これに伴い、ディスプレイの設置位置がドライバー側へ約12cmほど手前に引き出され、運転席から手を伸ばして直感的に画面をタッチできるようレイアウトが大幅に見直されています。さらに、現代のドライブに欠かせないApple CarPlayやAndroid Autoといったスマートフォン連携機能がこのタイミングで完全標準化されたため、使い慣れたスマホのナビアプリや音楽アプリを大画面でストレスなく操れるようになりました。

世界初のヘッドライト技術と進化した安全装備

安全性におけるハイライトは、世界初となる「ブレードスキャン式AHS(アダプティブハイビームシステム)」の導入です。これは、高速回転するブレードミラーにLEDの光を照射し、残像効果を利用して対向車や先行車がいる部分だけを緻密に遮光する画期的なヘッドライト技術です。従来のLED間引き点灯式よりも遙かに細かい精度で配光制御ができるため、対向車のドライバーを眩惑させることなく、歩行者や路肩の障害物をより早く発見できるようになりました。また、予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」自体も進化し、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者検知に対応したプリクラッシュセーフティ、車線維持をアシストするレーントレーシングアシスト(LTA)などが追加され、運転支援の精度が格段に向上しています。

レクサスRX後期型でタッチパネル化、Apple CarPlay対応、新型ヘッドライト、安全性能向上が行われたことをまとめたスライド

2019年マイナーチェンジがもたらした主な進化内容

  • 12.3インチディスプレイのタッチパネル化および視認性・操作性の向上
  • Apple CarPlay/Android Autoの標準対応によるスマホ連携機能の強化
  • 世界初「ブレードスキャン式AHS」による夜間視認性の飛躍的向上
  • 夜間歩行者・昼間自転車検知機能を追加した新型Lexus Safety System+
  • フロントコンソール周辺へのスマートフォンボックス設置とおくだけ充電の最適化

RX300とRX200tの違い

4代目RXの中古車をネットの車両情報サイトなどで検索していると、同じ2.0リッターのガソリンターボ車であるにもかかわらず、「RX200t」と「RX300」という2つの異なる名称が混在していることに気づくはずです。これは結論から申し上げますと、モデルの世代交代ではなく、4代目前期型のライフサイクルの途中で実施された名称の変更に伴うものです。

グローバル呼称の統一とパワートレインの共通性

日本市場においては、2015年の発売当初、2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載したガソリンモデルは「RX200t」と名付けられていました。しかし、2017年12月に実施された一部改良のタイミングにおいて、レクサスが全世界で展開するパワートレイン呼称の命名規則を統一することとなり、それ以降は「RX300」へと名称が改められました。肝心のパワートレインの骨格に関しては、定評のある「8AR-FTS」型の2.0リッターターボエンジンに変速機として6速ATを組み合わせる駆動システムがそのまま継承されています。最高出力238馬力、最大トルク35.7kgf・mという主要諸元のスペック数値にも変更はなく、走りの質感そのものは同等と考えて差し支えありません。

名称変更と同時に実施された細かなリファイン

ただし、2017年12月の改良は単なる名前の掛け替えだけでなく、実用面での細かなリファインも同時に行われています。例えば、リアバンパー下部からのぞくマフラーカッターの造形がよりスマートなデザインへ変更されたほか、ナビゲーションシステムのリモートタッチの操作性が改良され、画面表示のグラフィックも一部新しくなっています。中古車市場で物件を探す際の見極めとして、予算を極限まで抑えたい場合は2015年〜2017年式付近の「RX200t」がターゲットになり、前期型の中でも少しでも年式が新しく、細部が洗練されたモデルが良い場合は2017年末以降の「RX300」を狙う、というように明確な指標として活用できます。

レクサスRX200tとRX300は名称が変わっただけで中身は同じであり、7人乗りはRX450hLに設定されることを示したスライド

RXの7人乗りは何年式にあるか

多人数での乗車機会が多いファミリー層や、ミニバンからの乗り換えを検討しているユーザー層から特に高い関心を集めているのが、レクサスRXの3列シート(7人乗り)仕様モデルです。プレミアムSUVとしての美しいクーペライクなシルエットを保ちながら、いかにして3列の居住空間を確保しているのか、その設定年式と特徴を詳細に解説します。

3列シートロングモデル「RX450hL」の誕生と生産期間

3列シート仕様である「RX450hL」は、2015年のデビュー当初には存在していませんでした。これがラインアップに追加されたのは、前述した2017年12月の一部改良のタイミングです。以降、2019年8月の大規模マイナーチェンジ(後期型への移行)を経て、4代目の生産が終了する2022年10月頃まで継続して製造・販売されていました。つまり、4代目RXの中で7人乗りを選択したい場合は、必然的に2017年12月式から2022年式までの「RX450hL」という単一グレードに的を絞って中古車を探すことになります。パワートレインは3.5リッターV型6気筒エンジンをベースとしたハイブリッドシステム(AWDのみ)に固定されています。

サードシートの居住性とパッケージングの特徴

RX450hLは、通常の5人乗りモデルに対して全長を110mm延長し、リヤガラスの傾斜を立たせることでサードシート乗員の頭上空間を確保する専用のボディシェルが与えられています。サードシートには、スイッチひとつで床下に完全格納できる「電動格納機能」が標準装備されているほか、3列目専用のエアコンコンディショナー(独立コントロール機能付)も備わっており、ゲストへの配慮が行き届いた高級車らしい設計となっています。なお、2022年11月に発売された現行の5代目RXにおいては、国内向けの価格ページや主要諸元表を確認する限り、すべて2列シートの5人乗り仕様に集約されており、3列シート仕様は廃止されました。そのため、3列シートを持つレクサスRXが欲しい場合は、この4代目RX450hLが実質的に唯一無二の選択肢となります。

レクサスRXの前期と後期の違いから見る選び方

レクサスRXを購入するにあたっては、4代目の前期・後期による違いの把握だけでは不十分です。現行型となる5代目RXへのフルモデルチェンジによる劇的な変化や、日々の一部改良の歴史、そして各グレードごとのキャラクター差や維持費までを総合的に比較・検討することが、後悔しない車選びの鉄則です。

RXの旧型と新型の違いと2025年改良

現行5代目レクサスRXは2022年以降の新型で、すべて4気筒ベースとなり、RX350hは燃費と静粛性、RX500hは加速力を重視することを示したスライド

2022年11月に満を持して登場した5代目(現行型)RXは、4代目(旧型)からすべての要素をゼロベースで刷新した次世代モデルです。プラットフォームには最新のGA-K改良型を採用し、大幅な軽量化と低重心化、高剛性化を達成しました。外観はこれまでのメッキ枠で囲まれたスピンドルグリルから、ボディとフロントグリルがシームレスに融合する「スピンドルボディ」へと大胆に変貌を遂げています。インテリアも手綱を握るように直感的な運転ができる「Tazuna Concept」を導入し、14インチの大画面タッチディスプレイオーディオや、指先のリモート操作でドアを開閉できる「e-ラッチ」など、未来感あふれる先進コックピットへと進化しました。

5代目はまだ「後期型」ではないという事実

現行の5代目RXについてインターネット上で調べていると、一部で「前期・後期」という表現が見られますが、2026年5月現在において、4代目の2019年マイナーチェンジのような外観の大幅刷新を伴う後期型への移行は行われていません。5代目RXの歴史の中で実施されたのは、2023年7月のラインアップ追加(RX350hの導入など)と、2025年2月に行われた一部改良(年次改良)の段階です。そのため、現行世代における比較は「前期・後期」ではなく、正確には「初期型と一部改良後の違い」と表現するのが最も適切です。

2025年2月の一部改良における具体的なアップデート内容

2025年2月に実施された最新の一部改良では、外観のデザイン変更はごくわずか(一部グレードのホイール意匠変更など)に留められ、中身の熟成に重きが置かれました。内装では、これまでの実質的な弱点とされていたメーターパネルが、先進的な「12.3インチフル液晶メーター」へとついにアップデートされ、表示できる情報量と先進感が劇的に向上しています。また、フロントコンソール前方の室内イルミネーションの配置追加や輝度の最適化が図られたほか、インシュレーターの追加などによる室内の静粛性向上、四輪操舵システム「DRS」の設定拡大、そして足回りの細かなチューニングによる走りの味付け改善など、目に見えない部分のポテンシャルが大幅に引き上げられています。

RXのversion LとF SPORTの違い

レクサスRXのversion Lは乗り心地や高級レザー、後席快適性を重視し、F SPORTは走りや専用デザイン、スポーツシートを重視することを比較したスライド

レクサスRXを検討する上で、パワートレイン選びと並んで頭を悩ませるのが「version L(バージョンL)」と「F SPORT(Fスポーツ)」という2大看板グレードの選択です。現行の5代目RXにおいてもこの2つのキャラクターは明確に差別化されており、ドライバーのライフスタイルや好みに応じて選ぶべきモデルが大きく異なります。そのディテールの違いを表で分かりやすく整理しました。

グレード名 主な内装・外装・機能の特徴 最適なユーザー像
version L ・最高級セミアニリン本革シートの採用
・後席電動リクライニング&電動格納機能
・前後席シートヒーター&ベンチレーション機能
・切削光輝21インチアルミホイール( luxury 意匠)
・しなやかで上質な乗り心地を追求したサスペンション
・後席に家族やゲストを乗せる機会が多い方
・ラグジュアリーな静粛性と快適性を最優先する方
F SPORT ・専用スポーツシート(本革×ウルトラスエード)
・F SPORT専用メッシュグリル&前後バンパー
・アルミ製スポーツペダル&専用コンビメーター
・専用チューニングを施したAVSサスペンション
・対向6ピストンアルミフロントブレーキキャリパー
・ドライバーズカーとして走りのキレを楽しみたい方
・スポーティでアグレッシブな見た目を好む方

最上位の走りを極めたF SPORT Performance

さらに現行型には、通常のF SPORTの枠を超えた「F SPORT Performance(Fスポーツ パフォーマンス)」という最上位のハイパフォーマンスモデルが用意されています。こちらは2.4リッターターボに高出力モーターを組み合わせた新開発のパワートレインを積み、電動化技術を用いた四輪駆動力システム「DIRECT4」や、後輪を最大4度転舵させる「DRS(ダイナミックリアステアリング)」を標準装備しています。大柄なSUVであることを忘れさせるほどの圧倒的な回頭性とトラクション性能を発揮するため、プレミアムSUVに「スポーツカー顔負けの走り」を求める目の肥えたオーナーを満足させる仕上がりとなっています。

RX350hと500hの違いと燃費比較

現行5代目RXにおける最大のパラダイムシフトは、歴代モデルの象徴でもあった潤沢なトルクを誇る「V型6気筒エンジン」が完全に廃止され、すべてのラインアップが効率的な「4気筒ベース」へとダウンサイジング・刷新された点にあります。その中でハイブリッド駆動の主力として双璧をなすのが、実用的な「RX350h」と、走りに特化したハイパフォーマンスハイブリッド「RX500h」です。

カタログ燃費と経済性の圧倒的な差

日常の維持費に直結する燃費性能(WLTCモード)を比較すると、この2つのモデルの間には明確な思想の違いが見て取れます。2.5リッター直列4気筒エンジンに高効率モーターを組み合わせた「RX350h」は、2WD(FF)モデルにおいて20.3km/L、AWDモデルにおいても18.7km/Lという、車格と重量を考慮すれば驚異的とも言える低燃費を達成しています。レギュラーガソリン仕様(※購入時は要確認、一般的にはプレミアム推奨の場合あり、正確な情報は公式サイトをご確認ください)であることも手伝って、長距離を走るユーザーにとっては抜群の経済性をもたらします。一方、2.4リッターターボエンジンにフロントモーター、リヤには高出力アクシアルフラックスモーターを配した「RX500h」の燃費は14.3km/Lとなります。こちらはハイオクガソリン仕様であり、燃費数値そのものよりも、圧倒的なシステム出力と怒涛の加速力を引き出すことに主眼が置かれています。

トランスミッションと駆動方式が生み出す走りのキャラクター

駆動を伝えるトランスミッションの構造にも違いがあります。RX350hが滑らかで途切れのない加速フィールを提供する電気式無段変速機を採用しているのに対し、RX500hはエンジンとモーターの間にクラッチを挟み込んだ「専用6速AT」を搭載しています。これにより、アクセルを踏み込んだ瞬間にダイレクトに駆動が立ち上がり、タコメーターの針が跳ね上がるような「スポーツカーらしい小気味良いシフトチェンジ」を楽しむことができます。静粛性と燃費を極めてスマートに街を流したいならRX350h、SUVの皮を被ったスポーツマルチパーパスを体感したいならRX500hというのが、失敗しないパワートレイン選びの基準です。

RXの中古でおすすめの年式と相場

中古車市場におけるレクサスRXの資産価値(リセールバリュー)の高さは折り紙付きであり、それだけに中古車を探す際は年式選びと予算のコントロールが非常に重要な戦略となります。現在の流通相場の目安を紐解きながら、今どの年式を狙うのが最も賢い選択と言えるのか、その具体的なおすすめプランを提示します。

4代目と5代目の現在の平均価格と相場感

大手中古車情報サイトの掲載データをベースに見ると、4代目RX(2015年〜2022年生産)の平均価格は約398.3万円、価格帯としては約88万〜741万円と非常に幅広い選択肢が存在します。一方の現行5代目RX(2022年11月以降)は、平均価格が約772.8万円、価格帯は約587.4万〜1,055万円という高価格帯に位置しており、レクサスの認定中古車(CPO)などでは新車時の支払総額とほぼ変わらないプレミアムな価格を維持している車両も少なくありません。値落ちがしにくいという残価の強さはRXの美点ですが、買い手にとってはそれなりの予算覚悟が必要となります。

狙い目は「2020年7月以降の一部改良モデル」

レクサスRXの中古車選びでは2020年7月以降の後期型がおすすめで、購入時にはリコール対応済みか確認すべきことを示したスライド

費用対効果(コストパフォーマンス)と装備の充実度を天秤にかけたとき、いま最もおすすめしたい狙い目の年式は、4代目の後期型、なかでも2020年7月以降に生産された一部改良モデルです。2019年8月のマイナーチェンジでナビのタッチパネル化やデザインの近代化が完了していることに加え、2020年7月の改良では、それまでオプション設定されることの多かった「ブラインドスポットモニター(BSM)」や「パーキングサポートブレーキ(PKSB)」が全車に標準装備化されました。さらに、災害時やアウトドアで大活躍する「AC100V・1500Wのアクセサリーコンセント」の給電機能もこのタイミングで追加されています。この年式であれば、400万円台の予算で現代の新型車と比べても全く見劣りしない安全・快適性を備えた極上の一台を手に入れることが可能です。

RXの故障の多さやリコール情報

レクサスは国内外の耐久品質調査でも常に上位にランクインするほど故障が少ないブランドとして有名ですが、精密な機械である以上、過去に製造上の不具合によるリコールやサービスキャンペーンがいくつか発表されています。中古車を購入した後にトラブルに見舞われないためにも、過去の重要な届け出内容について把握しておくことは必須のディフェンス策と言えます。

4代目前期から後期、そして5代目へ至る主な届出履歴

4代目の前期型においては、2016年9月に一部のRX200tおよびRX450hを対象に、助手席エアバッグのインフレータ(ガス発生装置)に関するリコールが届け出されました。また、4代目の後期型に関しては比較的新しい時期である2024年12月に、最大の売りであった「ブレードスキャン式AHS(アダプティブハイビームシステム)」のユニットに関するリコールが公表され、RX300/RX450h/RX450hLの一部車両が対象となっています。さらに現行の5代目RXにおいても、同様の時期にAHS付車の一部(RX350/RX450h+/RX500hなど)を対象として、ユニットの点検および対策品への交換を案内するサービスキャンペーンがアナウンスされています。

中古車検討時におけるリコール確認の重要性

上記で紹介した事案は、適切に対策修理が行われていれば走行の安全性に深刻な支障をきたすものではありません。しかし、前オーナーがディーラーへの入庫を怠り、未対策のまま中古車市場に流通しているケースが稀に存在します。購入前には必ず、車検証に記載されている車台番号(VIN)を基に、メーカーの公式ツールなどで対策済みかどうかを確認するようにしてください。

詳しい該当車両の検索や最新の改善対策情報については、こちらのレクサス公式ページから車台番号を入力することで誰でも簡単にステータスを確認することができます。(出典:レクサス『RX450h、RX450hL AHS付車のリコール』

レクサスRXの前期と後期の違いのまとめ

本記事では、レクサスRXの歴史を彩る4代目20系の前期型・後期型のディテールの違いから、現行5代目における一部改良の変遷、さらには賢い中古車の選び方に至るまで、ユーザーが気になるポイントを網羅して解説してきました。ここで得られた知見を基に、最終的な購入判断を下すためのロードマップを簡潔に総括します。

あなたのライフスタイルに合わせた最適な選択肢

見た目のリフレッシュ感と、スマートフォンのナビがそのまま使える利便性、そして高い安全支援機能を予算400万円台前後でバランスよく手に入れたいのであれば、4代目の後期型(2019年8月〜2022年10月)を選ぶのが最も満足度の高い選択となります。一方で、もし予算に余裕があり、先進のスピンドルボディが放つ新世代の圧倒的な存在感や、14インチの超大型コックピット環境、あるいは全車4気筒化によって磨き上げられた優れた実用燃費(特にRX350hなど)を享受したいのであれば、現行5代目の初期型、もしくはメーターまわりがフル液晶化された2025年2月以降の改良モデルを視野に入れるのが正解です。

安心できる中古車選びのために一歩踏み出す

レクサスRXは、どの世代を選んでも乗るたびに所有欲を満たしてくれる素晴らしいプレミアムSUVであることは間違いありません。しかしながら、中古車の車両状態や過去の整備履歴、リコールの実施状況などは1台ごとにすべて異なります。表示している相場や数値データはあくまで一般的な目安に留まりますので、気になる車両を見つけた際は必ずお近くのレクサスディーラーや信頼のおける専門店に足を運び、最終的な判断は専門家にご相談のうえで、ご自身の手で実車を細部までしっかりと確認して納得のいく相棒を見つけてください。

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