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フォレスターやめとけは本当?後悔しないための真実と評判

フォレスターやめとけは本当?後悔しないための真実と評判

フォレスターの購入を検討し始めると、検索候補に「やめとけ」という不穏なワードが出てきて、思わずクリックしてしまった経験はありませんか。私もかつてSUV選びに悩んでいた頃、同じようにネガティブな評判を目にして不安を覚えた一人です。燃費が悪い、故障しやすい、価格が高いといった噂は、大きな買い物をする前にはどうしても気になってしまうものです。特に、RAV4やCX-5といった強力なライバル車と比較している最中なら、なおさら「本当にフォレスターでいいのか?」と迷いが生じることでしょう。この記事では、ネット上で囁かれる「フォレスターやめとけ」という声の真偽を、実際のスペックやオーナーのリアルな口コミ、そして私自身の知見を交えて徹底的に検証していきます。

この記事のポイント

  1. 燃費や維持費などのネガティブな評判の真相
  2. RAV4やCX-5と比較した際のメリットとデメリット
  3. 実際のオーナーが語る満足度と後悔ポイント
  4. フォレスターを選ぶべき人とやめておくべき人の違い

フォレスターはやめとけと言われる不安要素

フォレスターはやめとけと言われる不安要素

ネット検索で「やめとけ」なんて言葉を見ると、どうしても身構えてしまいますよね。ここでは、なぜそんな風に言われてしまうのか、多くの人が不安に感じるポイントを一つひとつ深掘りしてみます。実際に購入を検討するうえで避けては通れない、ネガティブな側面にまずは目を向けてみましょう。

燃費が悪いという評判は本当か

フォレスターの購入を検討する際、多くの人が最も頭を悩ませるのが「燃費性能」ではないでしょうか。ネット上で「フォレスター やめとけ」と検索すると、必ずと言っていいほど「燃費が悪い」というネガティブな情報に突き当たります。結論から申し上げますと、「最新のハイブリッド専用車と比較すれば、数値的に劣るのは紛れもない事実」です。しかし、そこには単なる「技術不足」ではない、スバルならではの明確な設計思想と理由が存在します。

構造的に燃費が伸びにくい「2つの理由」

なぜフォレスターはライバル車に比べて燃費が悪いと言われるのでしょうか。その主たる原因は、スバルが頑なに守り続けている独自のメカニズムにあります。

  • 常時全輪駆動(シンメトリカルAWD):
    多くのライバル車(特に燃費重視のSUV)は、通常時は前輪だけで走り、滑った時だけ後輪を動かす「スタンバイ式4WD」や、そもそも燃費の良い「2WD(FF)」の設定があります。しかし、フォレスターは全車が常に四輪を駆動させる「フルタイムAWD」です。常に4つのタイヤにパワーを送っているため、駆動抵抗が大きく、燃料を多く消費します。
  • 水平対向エンジン:
    ピストンが水平に動くこのエンジンは、低重心で振動が少ないという素晴らしいメリットがある反面、構造的に燃焼室の表面積が広く、熱損失がやや大きいという特性があります。これも燃費数値には不利に働きます。

つまり、フォレスターの燃費の悪さは、手抜きで作られた結果ではなく、「どんな道でも安全に走るための走行性能」を最優先した結果のトレードオフなのです。

「e-BOXER」は燃費のためのハイブリッドではない

現行モデルの主力である「e-BOXER(マイルドハイブリッド)」についても、正しい理解が必要です。「ハイブリッドだから燃費が良いはず」と、プリウスやRAV4ハイブリッドのような数値を期待して購入すると、間違いなく後悔します。

トヨタの「THS-II」などがモーターだけで長く走れる「ストロングハイブリッド」であるのに対し、スバルのe-BOXERはあくまで「エンジンの苦手を補うサポーター」としての役割がメインです。発進時や低速時のモタつきをモーターが助け、スムーズに加速させることに主眼が置かれています。EV走行モードもありますが、ごく低速で距離も限定的です。

知っておきたいポイント:スバルのe-BOXERは、燃費を劇的に向上させる装置というよりは、「走りの質感向上」や「悪路でのコントロール性向上」のための電動化技術と捉えるのが正解です。

リアルな実燃費の目安とライバル比較

では、実際にどれくらいの燃費で走るのか、オーナーの実体験に近い数値をシビアに見てみましょう。

走行シーン フォレスター(e-BOXER)実燃費目安 一般的なストロングHV SUV目安 感想
市街地・渋滞 9km/L 〜 11km/L 16km/L 〜 19km/L ストップ&ゴーが多いと車重の重さが響き、最も差が出るシーンです。
郊外・バイパス 13km/L 〜 15km/L 18km/L 〜 22km/L 信号が減ると意外と伸びますが、やはりライバルには及びません。
高速道路 14km/L 〜 16km/L 17km/L 〜 20km/L 巡航時は差が縮まりますが、AWDの抵抗や空気抵抗の影響を受けます。

このように、特に市街地走行メインの使い方では、ガソリン代の負担は確実に大きくなります。年間1万キロ走る場合、レギュラーガソリン価格によっては、ライバル車より年間数万円単位で燃料費が高くなる計算です。

この燃費差を「安心料」として許容できるか

「じゃあフォレスターはやめとけってこと?」と思われるかもしれませんが、ここで考えるべきは「そのガソリン代で何を買っているか」です。

フォレスターが余分に消費するガソリンは、雨の高速道路で家族を守る「安定性」や、雪道で立ち往生しない「走破性」、そして運転中の「視界の良さによる疲労軽減」に使われていると言えます。燃費効率を追求して軽量化した車では得られない、重厚で安心感のある乗り味こそがフォレスターの真価です。

燃費は「維持費(コスト)」ですが、安全性への対価と考えれば「保険(投資)」とも言えます。月々数千円の差額を「家族の安全を守るための必要経費」と割り切れる人にとっては、フォレスターの燃費の悪さは決して決定的なデメリットにはなりません。

逆に言えば、雪も降らない平地での買い物利用がメインで、車に走りの質感や過剰な安全マージンを求めないのであれば、燃費の良い他社のSUVを選んだ方が経済的な満足度は高いでしょう。ここが「やめとけ」と判断される分かれ道になります。

価格が高いと感じる背景と実情

価格が高いと感じる背景と実情

「フォレスターって、昔はもっと手頃な車じゃなかった?」
久しぶりにスバル車の購入を検討している方や、初めて見積もりを取った方の中には、その金額を見て驚くケースが少なくありません。特に最上級グレードの「STI Sport」や「Advance」にオプションを追加していくと、乗り出し価格が400万円を軽く超えてくることも珍しくありません。この価格帯まで来ると、「もう少し出せばハリアーやレクサスLBXが視野に入るのでは?」という迷いが生じ、「内装の質感と価格が見合っていない=やめとけ」という評価に繋がることがあります。

しかし、単に「高い」と切り捨てる前に、フォレスターの価格構成の中身(内訳)を詳しく見ていく必要があります。実は、フォレスターは「お金をかけている場所」が他社のSUVとは決定的に異なるのです。

「豪華さ」ではなく「機能と安全」にコストを全振り

フォレスターが割高に感じられる最大の要因は、ライバル車と比較した際の「内装の豪華さ」のギャップにあります。例えば、同価格帯のマツダCX-5やトヨタハリアーは、ソフトパッドを多用したダッシュボードや、洗練されたステッチ加飾など、一見して「いい車に乗っている」と感じさせる演出が非常に上手です。

対してフォレスターの内装は、機能的ではあるものの、プラスチックパーツの露出が多く、デザインも質実剛健です。「400万円の車なのに、高級感が足りない」という指摘は、この「目に見える部分の演出」に対する物足りなさから来ています。

しかし、スバルはそのコストを「見えない部分」に徹底的に投じています。

  • 全グレード「AWD(四輪駆動)」標準装備:
    他社では20〜30万円高くなる4WD設定が、フォレスターではベースグレードから標準です。しかも、簡易的な4WDではなく、プロペラシャフトを持つ本格的な常時全輪駆動システムです。
  • 高度な「アイサイト」の標準化:
    グレードによって安全装備に差をつけるメーカーも多い中、フォレスターはエントリーモデルであっても最先端の「新世代アイサイト」を標準装備しています。命を守る機能にグレード格差を設けないのがスバルの哲学です。
  • ボディ剛性と足回り:
    「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」による強固な骨格や、リアサスペンションの複雑な構造など、走りの質と衝突安全性を高めるための基礎設計に多大なコストを割いています。

つまり、フォレスターは「内装にお金をかけた豪華な部屋」ではなく、「基礎工事とセキュリティにお金をかけた頑丈なシェルター」のような車なのです。

「プラスチッキー」は「タフギア」の証

内装の質感がシンプルであることにも、実は理由があります。フォレスターは元々、泥のついたブーツで乗り込んだり、雪まみれのアウターで座ったりするような、ハードなアウトドアシーンを想定して作られています。

高級なレザーや繊細な加飾は、汚れに弱く、傷も目立ちます。一方で、フォレスターが採用する樹脂パーツや撥水シート(グレード別装備)は、汚れてもサッと拭き取れ、傷も「使い込んだ味」として許容できる機能美を持っています。スイッチ類が大きく武骨なのも、手袋をしたままでも操作できるように配慮された結果です。

視点の転換:都会的なラグジュアリーさを求めるならフォレスターは「割高」に感じるでしょう。しかし、「本気で使える道具としての信頼性」を求めるなら、この価格でこれだけのスペック(AWD、アイサイト、X-MODEなど)を詰め込んだフォレスターは、むしろ「バーゲン価格」と言えるほどのコストパフォーマンスを誇ります。

他車と同条件で見積もると見えてくる真実

もし「価格が高い」と感じたら、ライバル車の見積もり条件をフォレスターに合わせてみてください。

  1. 駆動方式を「4WD」にする。
  2. 安全装備オプションを「フル装備」にする。
  3. 寒冷地仕様などの走行補助装備を追加する。

こうして条件を揃えると、あれほど安く見えたライバル車の価格が跳ね上がり、実はフォレスターと変わらない、あるいはフォレスターの方が安いという逆転現象が往々にして起こります。「吊るしの価格」ではなく「装備内容を含めた実質価格」で判断することが、後悔しない選び方の鉄則です。

維持費や故障率に関する心配事

維持費や故障率に関する心配事

「スバル車はお金がかかる」「オイル漏れは持病」……。ネット掲示板やSNSでフォレスターの評判を調べていると、こうした少し怖い書き込みを目にすることがあります。特に初めてスバル車を検討している方にとって、維持費や故障リスクは、購入後の生活を直撃する切実な問題です。かつて「スバリスト(熱狂的なファン)」以外には敷居が高いと言われた時代もありましたが、令和の今、フォレスターの実情はどうなっているのでしょうか。都市伝説とリアルな出費の境界線を明確にします。

「オイル漏れ」の噂は過去のものか?

結論から申し上げますと、「今のフォレスターで、致命的なオイル漏れや故障に怯える必要はほとんどない」と言って差し支えありません。

確かに一昔前のモデル(主にEJ型エンジン搭載車)では、エンジンの構造上、パッキン(ガスケット)からのオイル滲みが経年劣化で発生しやすく、また10万キロごとのタイミングベルト交換に10万円近い費用がかかることが常識でした。これが「スバル=維持費が高い・壊れやすい」というイメージの根源です。

しかし、現行モデルや先代モデルから主力となった「FB型エンジン」以降、設計は根本から見直されています。

  • タイミングチェーンの採用:
    定期的な高額交換が必要だったゴム製のベルトを廃止し、交換不要の金属製チェーンに変更。これだけで維持費の不安が一つ解消されました。
  • ガスケット素材の向上:
    オイル漏れの原因となっていたシール類の材質や組み付け精度が飛躍的に向上し、一般的な国産車と同等の耐久性を確保しています。

もちろん機械である以上、故障率がゼロになることはありませんが、それはトヨタ車でもホンダ車でも同じこと。「スバルだから」という理由で特別に故障を恐れる時代はすでに終わっています。

覚悟しておくべき「リアルな維持費」の正体

故障の心配は減りましたが、他社のコンパクトSUVや一般的なミニバンと比較して、維持費が「やや高め」になる要素は確実に存在します。買ってから「こんなにかかるの?」と驚かないよう、具体的な出費ポイントを押さえておきましょう。

項目 コストが高くなる理由 対策・アドバイス
タイヤ交換費用 17〜18インチの大径タイヤを採用しているため、一本あたりの単価が高い(4本で10万円〜15万円コースも珍しくない)。 ディーラーではなく、ネット通販やカー用品店のセールを活用する。性能重視ならコストは必要経費と割り切る。
バッテリー交換 アイドリングストップ車やe-BOXER車は、高性能な専用バッテリーが必要で単価が高い。 量販店での購入や、自分で交換することで工賃を浮かすことが可能。ただし、交換後のシステムリセット等に注意が必要。
オイル交換頻度 水平対向エンジンはオイルへの負荷が比較的大きく、メーカー推奨交換距離も短め。 点検パック(ディーラーのメンテナンスプログラム)に加入し、半年ごとの定期交換をルーチン化するのが最も安上がりで安心。
整備工賃(一部) エンジンルームが水平対向エンジンで埋まっており、スパークプラグ交換などの作業難易度が高く、工賃が高めに設定される傾向がある。 プラグ交換は10万キロに一度程度なので、そこまで神経質になる必要はない。

特に盲点となりやすいのが「スタッドレスタイヤ」の出費です。雪国での性能を期待してフォレスターを買う場合、冬タイヤは必須ですが、SUVサイズのスタッドレスは非常に高価です。ホイールセットで購入すると20万円近く飛んでいくこともあるため、購入時の予算には必ず組み込んでおくべきです。

「乗りっぱなし」を許さないエンジンの性格

フォレスターを維持する上で最も重要なのは、「メンテナンスをサボらない」という心構えです。

水平対向エンジンは、ピストンが横に動く構造上、重力の影響でシリンダー下部にオイルが溜まりやすいなどの特性があります。一般的な直列エンジンなら多少オイル交換をサボっても動き続けるような場面でも、水平対向エンジンは機嫌を損ねてしまうことがあります。

「壊れやすい」のではなく、「繊細な管理を求めてくる精密機械」だと考えてください。半年ごとのオイル交換、1年ごとの点検。これらをきっちり守れる人であれば、フォレスターは20万キロ、30万キロと驚くほど長く元気に走り続けてくれます。実際に、過走行のスバル車が中古車市場で元気に流通しているのがその証拠です。

結論:フォレスターの維持費は「激安」ではありませんが、適切なメンテナンスさえ行えば、突発的な高額修理のリスクは低く抑えられます。日々の手入れを「愛車との対話」として楽しめる人には、最高の相棒となるでしょう。

リセールバリューの下落を懸念

車を資産として捉える場合、「リセールバリュー(再販価値)」は無視できない要素です。一般的に、ランドクルーザーやハリアーといったトヨタ系SUVは、海外需要の強さもあって驚異的なリセールバリューを維持します。それらと比較すると、フォレスターのリセールバリューは「標準的」または「やや下がりやすい」と評価されることがあります。

特に、フルモデルチェンジのサイクルが比較的早かったり、年次改良(アプライドモデルの変更)が毎年行われるため、型落ち感が早く出やすいという側面があります。「3年で乗り換えるつもりなら、フォレスターだと損をするかもしれないからやめとけ」という意見は、短期乗り換え派にとっては一理ある指摘です。

しかし、スバル車には熱狂的なファン(スバリスト)が多く、状態の良い中古車や特定の限定グレード(STI Sportなど)は高値で取引されることもあります。また、北米市場での人気が高いため、極端に値崩れするというわけでもありません。

リセールを最優先にして数年ごとに乗り換えるスタイルなら他車も検討の余地ありですが、気に入った車を10年、15万キロと長く乗り潰すつもりであれば、リセールの差は誤差範囲となり、気にする必要はありません。

口コミにある後悔したポイント

カタログスペックや短い試乗だけでは見えてこない、オーナーになって初めて気づく「小さなストレス」。これこそが、ネット上で「やめとけ」「後悔した」と語られる口コミの正体です。実際にフォレスターを所有しているオーナーたちのリアルな声を集約すると、満足度の裏に隠れた具体的な不満点が見えてきました。購入後に「こんなはずじゃなかった」と思わないよう、事前にチェックすべきネガティブポイントを包み隠さずお伝えします。

1. 「もっさり」と感じる出足と加速の違和感

最も多く見られる不満の一つが、発進時の挙動に関するものです。特に、現在販売の主力となっている「e-BOXER(マイルドハイブリッド)」搭載モデルにおいて顕著です。

フォレスターは安全性を確保するためにボディが頑丈に作られており、さらに常時AWDであるため、車両重量がかさみます。そのため、信号待ちからの発進や、一時停止からの再加速といった日常的なシーンで、アクセルを踏んでから車が動き出すまでに一瞬の「間」や「重さ」を感じることがあります。

  • 「右折待ちで対向車が途切れた瞬間にサッと行きたいのに、ワンテンポ遅れるのでヒヤッとする」
  • 「以前乗っていた軽量なFF車に比べると、どうしても動き出しが鈍重に感じる」

また、かつてのスバル車(特にターボモデル)のような「背中を押し付けられるような強烈な加速」を知っているファンからは、現行モデルのマイルドな加速特性に対して「パワー不足」「刺激がない」という辛辣な意見が出ることもあります。SI-DRIVEを「Sモード」にすればレスポンスは改善しますが、燃費が悪化するため常時使用はためらわれるというジレンマも、オーナー共通の悩みです。

2. 想像以上に気になる「音」の問題

静粛性については評価が分かれるポイントですが、「期待していたほどうるさかった」という後悔の声も散見されます。特に指摘されるのが以下の2点です。

  • ロードノイズの侵入:
    荒れたアスファルトや高速道路を走行する際、タイヤが路面を叩く「ゴー」「ガー」という音が、比較的ダイレクトに車内に入ってきやすい傾向があります。高級SUVのような「外界と遮断された静寂」をイメージしていると、ギャップを感じるかもしれません。
  • エンジン始動時の音と振動:
    水平対向エンジン特有の、始動直後のアイドリング音の大きさや振動を気にする声もあります。特に早朝や深夜の住宅街では、暖機運転の音が響くため気を使うというオーナーもいます。

3. 「かゆい所に手が届かない」収納と使い勝手

毎日のように使う車だからこそ、地味にストレスが溜まるのがユーティリティ周りの設計です。

例えば、スマートフォンの置き場。「センターコンソールのトレイにスマホを置くと、USBケーブルが邪魔でシフトレバー操作に干渉する」「最近の大型スマホだと収まりが悪い」といった、設計の古さを指摘する声があります。

また、純正ナビやインフォテインメントシステムの操作性についても、「メニュー階層が複雑で直感的ではない」「画面のレスポンスがスマホに比べてワンテンポ遅い」といった不満が挙がっています。運転そのものは快適でも、こうしたインターフェース部分での小さなイライラが、「使いにくい」という評価に繋がってしまっているようです。

試乗時のチェックポイント:ディーラーでの試乗時は、営業マンとの会話に夢中にならず、あえて「無言」の時間を作ってみてください。ロードノイズの音量や、自分のスマホを実際に置いてみるなど、生活感のあるチェックを行うことで、購入後の後悔を未然に防げます。

フォレスターはやめとけの評価を覆す魅力

フォレスターはやめとけの評価を覆す魅力

ここまで、燃費の悪さや価格の高さ、細かい使い勝手の不満など、フォレスターに対するネガティブな要素を徹底的に洗い出してきました。これだけを読むと「やっぱりフォレスターはやめておこうかな…」と気持ちが萎えてしまったかもしれません。

しかし、不思議なことに、こうした欠点を理解した上でもなお、フォレスターは多くのユーザーから熱狂的に支持され、指名買いされ続けています。それはなぜでしょうか?

答えはシンプルです。フォレスターには、これらの「欠点を補って余りある、圧倒的な強み」が存在するからです。ここからは、「やめとけ」という外野の声を跳ね返し、オーナーたちが「この車じゃなきゃダメだ」と感じる、フォレスターならではの真の実力と魅力について深掘りしていきます。

RAV4やCX-5との比較で見える差

ミドルサイズSUVの市場は、まさに群雄割拠の「戦国時代」です。トヨタ・RAV4、マツダ・CX-5、日産・エクストレイル、そしてホンダ・ZR-Vなど、魅力的なライバルがひしめき合っています。「フォレスターも良さそうだけど、RAV4の燃費も捨てがたいし、CX-5のデザインも素敵だ……」と、カタログを見比べて頭を抱えている方も多いはずです。

しかし、実際に乗り比べてみると、これらの車は「似て非なるもの」であることがはっきりと分かります。各メーカーが何に重点を置いて開発したのか、その設計思想の違いを理解することで、あなたにとっての「正解」が見えてくるはずです。

ライバル車との決定的な違いを比較検証

ここでは、特によく比較検討される3車種とフォレスターを、カタログスペックだけでは分からない「乗って感じる違い」を中心に比較しました。

比較車種 相手の強み・メリット フォレスターが優れている点・差別化ポイント
トヨタ
RAV4
圧倒的な燃費性能(ハイブリッド)と、ワイルドで押し出しの強いデザイン。リセールバリューも最強クラス。 【繊細な操作性と視界】
RAV4はボディが大きく見切りが少し悪いと感じる場面がありますが、フォレスターは車両感覚が掴みやすく、狭い道でもスイスイ走れます。また、雪道でのハンドリングの正確さは、機械式AWDを持つフォレスターに一日の長があります。
マツダ
CX-5
都会に映える洗練されたデザインと内装の高級感。ディーゼルエンジンの強烈なトルクと燃料代の安さ。 【居住空間と積載性】
CX-5はデザイン優先で窓が小さく、後席や荷室がややタイトです。対してフォレスターは「箱型」を維持しており、後席の頭上空間や足元が広く、大きなキャンプ道具も積みやすい「実用性」で勝ります。
日産
エクストレイル
「e-POWER」による電気自動車のような滑らかな加速と静粛性。最新の電子制御技術。 【コストパフォーマンスとタフさ】
エクストレイルは先進的ですが価格帯も一段上です。フォレスターは枯れた技術(熟成された技術)を使っており、価格を抑えつつ、ラフに使っても壊れにくい「道具としての信頼感」があります。

フォレスターだけの最強スペック「0次安全」とは

ライバル車との比較で、フォレスターが圧倒的に勝っているポイントがあります。それは「運転席からの視界の良さ」です。スバルはこれを「0次安全(事故を起こさないための基本設計)」と呼び、徹底的にこだわり抜いています。

  • 死角を消すピラー形状:
    フロントガラス横の柱(Aピラー)の形状や角度を工夫し、交差点での右左折時に歩行者が見えなくなる「死角」を極限まで減らしています。
  • 見切りの良いボディ形状:
    ボンネットの左右端が運転席からはっきり見えるよう設計されているため、狭い路地や駐車場でも「どこまで前進できるか」「幅寄せできるか」が直感的に分かります。
  • サイドミラーの位置:
    ドアパネルにミラーを配置することで、ミラーとピラーの間に隙間を作り、そこからも景色が見えるようにしてあります。

RAV4やCX-5から乗り換えると、「うわっ、周りがすごくよく見える!」と驚くはずです。デザインを優先して窓を小さくする車が多い中、フォレスターはあえて窓を大きくし、柱を細く見せる工夫をしています。

選び方の結論:
・燃費とリセール、見た目の迫力を最優先するなら「RAV4」
・街乗りメインで、内装の質感やスタイリッシュさを求めるなら「CX-5」
・家族全員が快適に過ごせる広さと、誰が運転しても安心できる視界、そして雪道の強さを求めるなら「フォレスター」

このように、「フォレスター やめとけ」と言われる理由は、あくまで燃費やデザインの流行といった「特定の物差し」で測った場合の意見に過ぎません。「実用性」と「安全性」という物差しで測れば、フォレスターはライバルを凌駕するトップクラスの性能を持っているのです。

良い口コミや評判が示す満足度

ネット上には「燃費が悪い」「価格が高い」といったネガティブな意見が散見されますが、実際に購入し、日常的にステアリングを握っているオーナーたちの満足度は、驚くほど高い水準にあります。自動車レビューサイトやSNSの声を分析すると、「やめとけ」という外野の声を一笑に付すような、熱量の高い肯定的な評価が数多く見受けられます。

ここでは、フォレスターオーナーが具体的にどのような点に感動し、「買ってよかった」と実感しているのか、そのリアルな声と背景にあるメカニズムを紐解いていきます。

1. 雪国・悪路ユーザーからの「絶大な信頼」

フォレスターの評価が最も高まるのは、気象条件が厳しい環境下です。北海道や東北地方、山間部のユーザーからは、単なる移動手段を超えた「命を守るパートナー」としての信頼が寄せられています。

  • 「猛吹雪のホワイトアウトでも、車が路面を掴んでいる感覚が伝わってくるのでパニックにならずに済んだ」
  • 「深雪で他のSUVがスタックしている横を、X-MODEを入れたフォレスターが涼しい顔で通り過ぎていく。この優越感と安心感は代えがたい」
  • 「轍(わだち)にハンドルを取られにくい。冬道の運転ストレスが半分以下になった」

これらの口コミを支えているのは、スバル独自のAWD制御技術です。滑ってから対処するのではなく、滑る予兆を感知してトルクを配分する緻密な制御が、「恐怖感」を「安心感」へと変えています。

2. 同乗する家族からの意外な高評価「酔いにくい」

ドライバーだけでなく、助手席や後部座席に乗る家族からの評価が高いのもフォレスターの特徴です。特に小さなお子さんがいる家庭でよく聞かれるのが、「車酔い」に関するポジティブな変化です。

  • 「ミニバンに乗っていた頃はすぐに気持ち悪がっていた子供が、フォレスターに替えてから酔わなくなった」
  • 「後ろの席でも窓が大きくて外がよく見えるから、圧迫感がないと言われる」

これは偶然ではありません。「水平対向エンジンによる低重心化で横揺れ(ロール)が少ないこと」と「視界が広く、平衡感覚を保ちやすいこと」が、医学的にも車酔いの低減に寄与していると考えられます。家族全員が笑顔でドライブできることは、燃費数値以上の価値があると言えるでしょう。

3. 長距離ドライブを変える「疲労の少なさ」

週末に数百キロを移動するようなアクティブなユーザーからは、運転の疲れにくさについて絶賛する声が多く挙がっています。

「東京から大阪まで走っても、まだ運転したいと思える」「以前の車ならヘトヘトになっていた距離でも、フォレスターなら翌日に疲れが残らない」――こうした感想の理由は、主に2つの要素にあります。

一つは、「直進安定性の高さ」です。一般的な車は、高速道路を真っ直ぐ走っているつもりでも、路面の傾斜や横風の影響を受けて無意識のうちにハンドルを微調整(修正舵)しています。これが蓄積して脳と身体の疲労になりますが、AWDで直進性が強いフォレスターはこの微調整が極端に少なくて済みます。

もう一つは、「アイサイト・ツーリングアシストの制御の自然さ」です。前走車への追従や車線維持の挙動が、まるで熟練ドライバーが運転しているかのように滑らかで、機械に任せている不安感がありません。

オーナーの結論:
多くの口コミに共通しているのは、「スペック表には現れない『動的質感(走りの質)』が高い」という点です。試乗だけでは分からないけれど、長く乗れば乗るほど身体に馴染んでくる感覚。これこそが、一度スバル車に乗ると他メーカーに移れなくなる(スバリストになる)最大の理由なのかもしれません。

価格以上の価値がある安全性能

価格以上の価値がある安全性能

「フォレスターは少し高い」という声を耳にしますが、その価格差の正体をご存知でしょうか。それは、内装の装飾代ではなく、「世界最高水準の安全性能」への投資です。スバルは「安全はお金で買えるオプションであってはならない」という哲学を持っており、エントリーグレードであっても妥協のない安全装備を標準搭載しています。ここでは、カタログの価格表だけでは見えてこない、フォレスターの真の価値について解説します。

人間の目を超える「新世代アイサイト」の実力

スバルの代名詞である運転支援システム「アイサイト」は、単なる自動ブレーキとは一線を画します。他社の多くがミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせる中、スバルは2つのカメラで対象を捉える「ステレオカメラ」を核としています。

これにより、人間の目と同じように「物体までの距離」や「立体的な形状」を瞬時に把握することが可能です。先行車だけでなく、歩行者、自転車、ガードレール、白線などを的確に識別し、以下のような高度な制御を実現しています。

  • 交差点での衝突回避:
    最新モデルでは視野を広げたステレオカメラに加え、超広角の単眼カメラを追加(グレード別設定)し、交差点での右左折時に横断する歩行者や自転車、出会い頭の車両まで検知可能になりました。
  • 熟練ドライバー並みのクルーズコントロール:
    全車速追従機能付クルーズコントロール(ACC)の加減速は極めて滑らかです。「機械に運転されている」という不快なガクツキがなく、同乗者が気づかないほど自然に前走車に追従します。

「ぶつかった後」も守り抜く、鉄壁のボディ剛性

事故を未然に防ぐ「予防安全」だけでなく、万が一衝突してしまった際の「衝突安全」においても、フォレスターは世界トップクラスの実力を誇ります。

現行モデルから採用された「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」は、車体の骨格を強固に結合させることで、従来比で飛躍的に剛性を高めています。これにより、激しい衝突時でもキャビン(乗員スペース)の変形を最小限に抑え、ドアが開かなくなるリスクや、乗員へのダメージを極限まで低減します。

さらに特筆すべきは、「歩行者保護エアバッグ」の全車標準装備です。万が一、歩行者と衝突してしまった際、ボンネット上のエアバッグが瞬時に展開し、歩行者の頭部への衝撃を和らげます。自分たちの命だけでなく、相手の命も守る。この設計思想こそがスバルのプライドです。

客観的な数字が証明する「ファイブスター」の称号

メーカーの自称ではなく、公的な第三者機関による厳しいテスト結果が、その安全性を裏付けています。

日本の国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が実施する自動車アセスメント(JNCAP)において、フォレスターは最高評価である「ファイブスター賞」を常連のように受賞しており、過去には最高得点で「大賞」を獲得した実績もあります。

結論:命を守るコストとして「安い」と断言できる

もし、これと同等の安全性能(高度な運転支援、強固なボディ、歩行者エアバッグなど)を他メーカーの車で実現しようとすれば、上級グレードを選び、さらに高額なメーカーオプションを追加する必要が出てくるでしょう。結果的に、フォレスターよりも総額が高くなるケースは少なくありません。

「家族の安全をお金で買う」と考えたとき、標準状態でこれだけの装備を備えたフォレスターは、決して「高い」車ではありません。むしろ、万が一の事態を想定した「最強の保険」がついた車として、コストパフォーマンスは極めて高いと言えるでしょう。

燃費の弱点を補う走行性能の強み

燃費の弱点を補う走行性能の強み

正直に言いましょう。フォレスターの燃費は、カタログ数値を見ても決して褒められたものではありません。しかし、それを受け入れてでも余りある魅力が、この車には備わっています。それが、他のエコカーや一般的なSUVでは絶対に味わえない「圧倒的な走りの質感」と「悪路での戦闘力」です。

燃費に使われるガソリンは、無駄に消えているのではありません。「どんな道でも、どんな天気でも、ドライバーの意図通りに走り抜ける」ためのエネルギーとして還元されているのです。ここでは、フォレスターの走りがなぜこれほどまでに評価されるのか、そのメカニズムを解説します。

1. 水平対向エンジンが生み出す「異次元の低重心」

一般的な車のエンジン(直列エンジンやV型エンジン)は、ピストンが上下に動くため、どうしても背が高くなり、車の重心位置が高くなってしまいます。背の高いSUVならなおさら、「腰高感(カーブで外側に振られる感覚)」が出やすくなります。

しかし、フォレスターが搭載するスバル独自の「水平対向エンジン(BOXERエンジン)」は、ピストンが地面と平行に、左右に向き合って配置されています。これにより、エンジン自体の全高を低くし、車体の低い位置にマウントすることが可能です。

  • カーブでの安定性:
    重いエンジンが低い位置にあるため、急なカーブを曲がっても車体がグラッとしにくく、地面に張り付くように旋回します。
  • 振動の少なさ:
    左右のピストンが互いの動きを打ち消し合うため、不快な振動が極めて少なく、滑らかな回転フィールを楽しめます。

この低重心設計のおかげで、フォレスターはSUVの視点の良さを持ちながら、まるでスポーツセダンのような安定したコーナリング性能を実現しているのです。

2. 理想的な重量配分「シンメトリカルAWD」

多くの「4WD車」は、ベースとなる2WD(FF)車に後輪駆動用の部品を「付け足した」構造をしています。そのため、左右の重量バランスや駆動伝達の効率において、どうしても無理が生じることがあります。

[Image of Subaru Symmetrical AWD drivetrain layout]

対してフォレスターは、エンジンのクランクシャフトからトランスミッション、プロペラシャフト、リアデファレンシャルに至るまでが、車体の中心を貫くように一直線・左右対称(シンメトリカル)に配置されています。

この「生まれながらのAWD」というレイアウトにより、タイヤへの荷重が均等にかかり、雨天の高速道路や横風が強い橋の上でも、驚くほどビシッと真っ直ぐ走ります。ハンドルを切った瞬間にスッと鼻先が向きを変える素直さは、この左右対称バランスの賜物です。

3. スイッチ一つでプロの技「X-MODE」

「燃費が悪くてもフォレスターでよかった」と心底感じるのが、予期せぬ悪路や大雪に遭遇した時です。これを支えるのが、悪路走破支援システム「X-MODE」です。

通常の4WDシステムでは、タイヤが空転してしまうような泥濘地や深雪でも、X-MODEをオンにすれば、コンピュータがエンジン、トランスミッション、ブレーキを統合制御します。空転したタイヤにブレーキをかけ、接地しているタイヤにトルクを集中させることで、アクセルを踏むだけで誰でも簡単にスタックから脱出できます。

ヒルディセントコントロール機能:
スキー場の帰り道など、凍結した急な下り坂でも、ブレーキ操作なしで一定の低速を維持して下りられる機能もX-MODEに含まれています。ハンドル操作だけに集中できるため、雪道初心者には神機能と言えます。

結論:燃費差は「走る歓び」への対価

ただ移動するだけなら、燃費の良い車は他にいくらでもあります。しかし、フォレスターは「運転そのものを楽しむ」ことができ、さらに「道を選ばず目的地に到達できる」という絶対的な自由を与えてくれます。

この「意のままに操れる感覚」と「どこへでも行けるタフネス」に価値を感じる人にとって、ガソリン代の差額は、十分に支払う価値のある「必要経費」となるはずです。

維持費を抑えるメンテナンス方法

「フォレスターは欲しいけれど、維持費で家計が圧迫されるのは困る……」。そんな悩みを抱える方へ、朗報です。確かに何も考えずに全てをディーラー任せにしていれば、維持費は高くなりがちですが、オーナー自身のちょっとした知識と行動で、年間数万円から十万円単位のコストを削減することは十分に可能です。

ここでは、フォレスターのコンディションを最高に保ちつつ、無駄な出費だけを賢くカットする具体的なテクニックを伝授します。

1. 「点検パック」は最強のコストパフォーマンス

スバル車に乗るなら、新車購入時や車検時に加入できるメーカー公式のメンテナンスプログラム(点検パック)への加入は必須級です。「最初にまとまったお金を払うのはちょっと……」と敬遠しがちですが、実はこれが最も確実な節約術になります。

このパックには、半年ごとのセーフティチェック、12ヶ月点検、そして「水平対向エンジンに必須の定期的なオイル交換費用」がすべて含まれています。これを都度払いで依頼すると、工賃を含めて割高になりますが、パック料金なら大幅な割引が適用されます。

  • メリット:プロの整備士による定期的なチェックが自動的に受けられるため、トラブルの早期発見につながり、結果的に高額な修理費を防げます。
  • 安心感:全国のスバルディーラーで受けられるため、引っ越し先でも安心です。

2. タイヤ交換で数万円を浮かす「ネット通販活用術」

SUVであるフォレスターの維持費で、最もインパクトが大きいのがタイヤ代です。特に18インチなどの大径タイヤをディーラーで新品交換すると、工賃込みで10万円〜15万円程度の出費を覚悟しなければなりません。

しかし、今は「ネット通販で購入し、提携ショップで取り付ける」という方法が一般的になりつつあります。この方法を使えば、有名メーカーのタイヤでも半額近くで済むケースが多々あります。

購入方法 費用目安(4本工賃込) 特徴
ディーラー推奨品 12〜16万円 手間なしで安心だが、定価に近く最も高額。
カー用品店 8〜12万円 セール時期なら安いが、工賃が意外とかかる場合も。
ネット通販+持ち込み 5〜8万円 圧倒的に安い。アジアンタイヤならさらに安価。取り付け予約の手間は必要。

また、冬用のスタッドレスタイヤに関しては、ホイールサイズを純正より1インチ下げる「インチダウン」を検討するのも有効です。見た目の迫力は少し減りますが、タイヤ単価がガクンと下がり、雪道での接地圧が上がって滑りにくくなるというメリットもあります。

3. 誰でもできる「プチDIY」で工賃カット

専門的な整備はプロに任せるべきですが、工具不要で誰でもできる交換作業まで高い工賃を払う必要はありません。

  • ワイパーゴムの交換:カー用品店でゴムだけを買えば、前後合わせても2,000円〜3,000円程度。慣れれば5分で終わります。
  • エアコンフィルター交換:グローブボックスの裏にあるフィルターを入れ替えるだけ。ディーラーで5,000円取られる作業が、ネットでフィルターを買えば2,000円前後で済みます。
  • ウィンドウォッシャー液の補充:これも自分でやれば数百円です。

こうした小さな積み重ねが、車検時の見積もり金額を大きく下げる鍵となります。

4. 自動車保険(任意保険)の見直し

車体そのものの維持費ではありませんが、トータルのランニングコストを下げるために不可欠なのが保険の見直しです。フォレスターは安全装備(アイサイト)が充実しているため、保険会社によっては「ASV割引(自動ブレーキ割引)」が適用される場合があります(型式や発売時期による)。

代理店型の保険から、ダイレクト型(ネット型)保険に切り替えるだけでも、補償内容を変えずに年間保険料が数万円安くなることは珍しくありません。車両入れ替えのタイミングは、保険を見直す絶好のチャンスです。

一番の節約は「オイル管理」:
維持費をケチるあまり、エンジンオイル交換をサボることだけは絶対にやめてください。水平対向エンジンにとってオイルは血液です。ここを節約すると、将来的にエンジンブローなどの致命的な故障を招き、数十万円の修理費がかかる本末転倒な結果になります。「消耗品は安く済ませ、機関維持にはしっかりお金をかける」のが、賢いオーナーの流儀です。

結論:フォレスターはやめとけは誤解

結局のところ、「フォレスターはやめとけ」という言葉は、燃費数値やリセールバリューといった「経済合理性」だけを最優先する人にとっては、正しいアドバイスかもしれません。街乗りしかせず、雪も降らない地域に住んでいて、とにかく維持費を安く済ませたいなら、他のハイブリッドSUVを選んだ方が幸せになれるでしょう。

しかし、安全性、走行性能、視界の良さ、そして悪路走破性といった、「車としての基本性能の高さ」や「道具としての信頼感」を重視する人にとっては、フォレスターは唯一無二の選択肢となります。特に、大切な家族を乗せて様々な場所へ出かけたい子育て世代や、天候に関わらずアウトドアを楽しみたい人にとって、これほど頼りになる相棒はいません。

ネット上のネガティブな評判だけに惑わされず、自分が車に何を求めているのか、ライフスタイルを見つめ直してみてください。「どんな環境でも、家族と安全に目的地まで走り抜けたい」という願いがあるなら、フォレスターは間違いなく「買ってよかった」と思える一台になるはずです。

※本記事で紹介した燃費や価格などの数値はあくまで一般的な目安であり、モデルやグレードによって異なります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、購入の最終的な判断は、ご自身のライフスタイルに合わせて慎重に行ってください。

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